<あなたは何屋?>
あなたは一体何を売っているのですか?
あなたの売っているモノの価値はなんですか?
あなたの売っているモノで私はどうなるんですか?
あなたは何屋?
リフォーム屋?
リフォームを提供するといってもそれじゃ私はわからないよ?
もっと突き詰めて考えて。あなたは何屋?
わからない?じゃぁ言い方を変えてみよう。
あなたの得意な分野は何さ?
出来ることは何さ?
水回りが得意なら水道屋でしょう?雨漏り修理が得意なら屋根屋かもしれんねー。
突き詰めて考えていけば得意分野が見えてくるよ。
得意分野を知ろうよ。
それがSWOT分析でいう強みなんだよ。
逆に丸投げするような分野は全部弱みなんだよ。
え? 水道屋だけど、ほとんど蛇口の修理ばかりで儲からない?
なんでよ?
蛇口の修理は5000円にしかならないから儲からない?
なんで5000円なの?え?それが業界標準?
あのねぇ、この蛇口の修理は日に何件問合せがあるの?
10〜20件?それが一番問合せ多いんでしょ?
月に300件以上もある問合せで、なんで儲けないの?
日銭で稼がないから儲からないんだよ。
数十万数百万もするようなリフォームばかり欲しがってるから儲からないんだよ。
売れるときに売れるものを売って、儲けないから儲からないんだよ。
「蛇口の修理」とだけ設定しているから価格を一定にしなきゃならないんだよ。
一緒に何かサービスをすればいいじゃない。
そうすればお金を多くもらったっていいでしょ?
じゃぁ考えてみようか。
分かり易く、サービス表を仮に作ってみよう。
5,000円 :「蛇口の修理」
7,000円 :「蛇口の修理+ 」
9,000円 :「蛇口の修理+ 」
12,000円:「蛇口の修理+ 」
さぁ、7000円は何をしてくれる?
うん?ガスレンジの掃除をする?
ああ、油汚れひどいところも多いからね〜いいじゃないの。
9000円なら?
12000円なら?
そうやって決めていけば、それに興味がある人がいれば買ってくれるでしょ。
え?こんなの決めてもお客様は買わないかもしれない?
何言ってるの、やってみればいいじゃないの。
これでお客様が食いつけば儲けが増えるし、食いつかないなら違うサービスを考えればいいだけのことでしょ。
今の世の中、みんな忙しいから違いなんてわからないし調べないんだよ。
「なんでも一緒だろう」なんて考えてるんだよ。
でもそれを間に受けてちゃ商売にならないんだよ。
「ついでにこんなことをできますけど、一緒にどうですか?」と聞けばいいんだ。
それがよければ、お客様は買うんだよ。
お金を出すんだよ。
提案なんだよ、サービスと価格を決めるってことは。
こんなことがしてあげたら、お客様は喜ぶんじゃないか?って考えるんだよ。
試してみればいいんだよ。
新しいことを始めるっていうのは、そういうことなんだよ。